【外壁リフォーム】お手入れのタイミング
【外壁リフォーム】お手入れのタイミング

外壁リフォーム工事【外壁お手入れのタイミング】

住宅の外壁のお手入れのタイミングをご紹介します。

  • 住宅の外壁のお手入れのタイミングって分からない?
  • 営業マンにしたほうが良いと言われたけど本当なの?
  • 回りの家がみんなお手入れしているけど、うちもしたほうが良いの?

なんて心配している方は実は少なくありません。

「でも、専門知識がないから分からない・・・」だから、営業マンの言っていることを信じるしかない?なんて思っていませんか?

外壁のお手入れのタイミングは専門家でないと分からないと思っていませんか?そんなことはないのです。

住宅のお手入れのタイミングはきちんと見るべき部分が分かっていたら、自分でも判断することができるのです。

リフォームの営業マンにとっては、外壁や屋根は最も痛みを指摘しやすく、工事代金が高額になる傾向にあるので、積極的に痛みを指摘して提案をしてきます。

特に訪問販売の営業マンは、外壁という最も外から見えやすい部分の指摘をして、工事の提案をするというのが、営業手法の一種なのです。

ですので、いくら営業マンがお手入れをしないといけない時期と言っていたとしても、その言葉の全てを信用するのは危険なのです。

あなたの大切な住宅を守るためにも、外壁のお手入れのタイミングを把握しておきましょう。

外壁のお手入れンタイミング

それでは、外壁のお手入れのタイミングをご紹介します。

どれも、専門的な知識がなくても簡単に判断することができることですので、自分の目で見て判断をするようにしてください。

外壁のお手入れが必要と思われるタイミングは下記のような部分をチェックすると分かります。

  • 築年数から判断する
  • 外壁にクラック(ひび割れ)が発生している
  • 外壁にチョーキング(白化減少)が発生している
  • 外壁にサビが浮き出ている

上記のような場合には外壁のお手入れが必要と判断できるポイントです。

それでは、ひとつづつ詳しく説明していきましょう。

建築年数から判断する

住宅の外壁のお手入れのタイミングを判断する方法の一つに「住宅の建築年数」から判断する方法があります。

では、その築年数は何年かと言いますと、「築10年」です。

外壁のお手入れのタイミングは一般的には「築10年」を目安に行うという事が言われています。

築10年くらいになると、外壁の防水性能が低下することが築10年といわれている理由です。

しかし、最近では外壁に使用する建材も非常に良いものになってきていますので、一概に築10年とは言えませんが、ひとつの目安にはなるでしょう。

住宅の外壁のお手入れは早いほうが良いというのも事実ですので、築10年くらいになったら外壁のお手入れを検討してはいかがでしょうか?

外壁にクラック(ひび割れ)が発生

次に、外壁のクラック(ひび割れ)の有無によってお手入れのタイミングを判断する方法をご紹介します。

住宅の外壁は年数と共にクラック(ひび割れ)の症状が発生します。あなたの家の外壁をよく見てください。

細かいひび割れが発生していませんか?外壁に表面にひび割れが発生していると、当然そのひび割れから雨水が外壁の内部に浸透してしまいますので、住宅にとっては大変なことになります。

そうなってしまったら、外壁はお手入れのタイミングと判断することができます。

日本の住宅の外壁に使用される建築資材は大きく分けると3種類あります。

  1. モルタル
  2. サイディング
  3. タイル

上記の3種類になります。

外壁の建築資材の種類によって見るべきポイントをご紹介します。

モルタルの外壁の場合

日本の住宅で最も多い外壁の種類が「モルタル」の外壁ではないでしょうか?

モルタルの外壁の場合には、モルタル面の表面をしっかりと見るようにしてください。

モルタルの外壁の表面にひび割れがある場合には、そのひび割れの幅を見てください。

ひび割れの幅が1~2ミリくらいの幅のひび割れが発生しているような状態では、外壁のお手入れが必要なタイミングを判断することができます。

その場合には、雨水がひび割れからモルタルの内部に浸透してしまい、内部のラス網をサビさせてしまい、その結果モルタル面が剥離を起してしまうなんてことにもなります。

また、ひび割れと言っても、髪の毛くらいの太さのひび割れの場合には、まだメンテナンスが早急に必要な時期とは言えません。

髪の毛くらいの太さのひび割れは「ヘアークラック」といって特に問題視するような症状ではありません。

様子を見ていくようにしましょう。

サイディングの外壁の場合

サイディングの外壁の場合にも、ひび割れが発生します。

サイディングの場合にも、モルタルの外壁と同様に「ヘアークラック」は問題ありませんので、特に気にする必要はないでしょう。

しかし、ひび割れの幅が1~2ミリくらいの幅になっていたら要注意です。

ひび割れが発生しているとモルタルの外壁と同様に、サイディングの壁に雨水が浸透します。

雨水が浸透するとサイディングの外壁の資材自体が反りという現象を起こします。

一度そってしまったサイディングが自然に元も戻ることは決してありません。

そしてその反りがひどくなるとサイディング自体が割れてしまいますので要注意です。

タイルの外壁の場合

タイルの外壁の場合には、ひび割れもあまり神経質になる必要なありません。

タイルが割れてしまって、はがれているなんて場合には、タイルの張替えが必要だとは思いますが、特に防水のお手入れ工事の必要はないでしょう。

では、タイルの外壁の場合には、何のお手入れが必要なの?なんて疑問に思った方もいるでしょう。

タイルの外壁のお手入れが必要な部分はコーキングです。

コーキングのお手入れについては、こちらでご紹介します。

外壁のチョーキング(白化現象)

ひび割れの他にも外壁のお手入れのタイミングを判断する方法として、外壁のチョーキング現象があります。

チョーキング現象とは、「白化現象」とも言って、外壁の表面がチョークの粉をふいたように白い粉が浮いている状態です。

チョーキング現象が発生しているということは、外壁面の表面の防水幕が劣化しているという状態なのです。

このような状態になっている時には、外壁のお手入れのタイミングと判断することができす。

外壁にサビが浮き出ている

外壁にサビが浮き出ている状態は要注意です。

この症状は、「モルタル」の外壁の場合に出る症状になりますが、モルタルの外壁の下地をして使用されているラス網がサビてしまってそのサビが外壁の表面に浮き出ている状態なのです。

という事は、すでに内部に水分が侵入しているか、内部結露が発生してる状態と判断することができますので、お手入れが必要なタイミングでしょう。

外壁のお手入れは早い時期にする

外壁のお手入れのタイミングを判断するポイントをご紹介しましたが、どうでしょうか?あなたの大切なお家の外壁は大丈夫ですか?

もし、上記のでご紹介したような症状が発生しているという場合には、お手入れを検討してください。

まだ、上記のでご紹介したような症状が発生していないという場合でも、お手入れをするタイミングは早いほうが良いので、早め早めのお手入れをお勧めします。

あなたの大切な住宅を守るには、日ごろから自分の家の状態をよく観察して、早めのお手入れをすることが住宅を長持ちさせる一番良い方法なのです。